through the wind(ow)
自転車やバイクで走る人には分かるそうなのだが、連れ立って走ると、仲間との会話というものが難しいらしい。
その理由は当たり前だが、激しい風の中で、声が掻き消えてしまうから。
しかし、ある一瞬、ふと声が通じる瞬間があるそうだ。
一緒に走る人間の声だけが、切り取られたかのように聞こえ、それ以外の音が無くなる瞬間が。
チープな奇跡とでも言うのだろうか。
同じ速度で走る人間だけが聞き取れる声というものがある。
それはともかく。
昨日、御殿場まで車を飛ばして学会に出てきました。
久々のドライブで、天気は快晴。
ちょっと湿度は高いけれど、それを差し引いても気持ちの良い日でした。
東名高速も平塚を越えた辺りから、風が澄んできます。
そこまでスピードは出さずに、窓を全開にして高速を走って行ってきましたよ。
涼しい空気が一気に車内に入り、とても気持ちがよい。
なんだか、この気持ちよさをもっと満喫したい!
そう思った平尾さんはiPodで一人カラオケ大会を開くことにしました。
(「学会には一人で行ったのか?」というツッコミは痛いからしないでね☆)
こういう時のために、iPodには「歌う用」のプレイリストが入っているわけですよ。
平尾さんは歌が好きです。歌はそこまでうまくないんですけど、声の高低のレベルが計4段階あり、一番高い声はめっちゃ高いんです。
裏声(A)…声帯を広げて出す。女性歌手の曲用。
裏声(B)…やや声の高い男性歌手の時に。
普通声…普通の声の男性歌手の時に。
低い声…出る範囲が狭いので、歌う時はあんまり使いません。
裏声Aは、globe出ますよ。
この声をフルに使って、車の中で一人カラオケ!
コブクロ「蕾」
↓
Greeeen「キセキ」
↓
AI「Story」
↓
ELT「サクラビト」
てな感じで全力で歌っていました。
その次はドリカム。
「うれしい! たのしい! 大好き!」ですな。
いや〜、こういう時はちょっと昔の曲の方がいいよね!
「ずぅっと、さがしてーたーひーとーにっ!」(次第に高くなる)
とか、
「うれしー、たのしー、どぁいっ、すっきっ!」(次第に高くなる)
ですよ。
と、ふと車線変更のために隣をチラ見したら。
隣のワゴンの助手席から、子どもがメッチャこっち見てた。
平尾「……。」
子ども「……。」
平尾「……。」(パワーウィンドウを閉める)
ち…
ち…
チープな奇跡が!!!
チープな奇跡が僕を!!!
また、やっちまったよ!!!
「スーパーでスペシャル」になっちゃいましたよ!!!
どこから聞かれた!
AIか! AIなのか!?
「おとーさーん。変なオジさんが、歌ってるー。」とか言われているのを考えると悶絶します。
まあいいさ…。
懲りてないもん。
また歌うもん。















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